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米、中国海洋戦略に対抗 [讀賣新聞]

  • クリントン米国務長官は8月31日、南太平洋のクック諸島・アバルアで開催された太平洋諸島フォーラム(PIF)に初参加し、「21世紀は米国にとって太平洋の世紀だ」と明言した。太平洋の島嶼(とうしょ)国に対する中国の影響力が急拡大する中、オバマ米政権は「アジア太平洋回帰」の戦略方針を掲げており、クリントン長官は太平洋の戦略的、経済的重要性を強調した。
  • 長官は、エネルギー開発や沿岸警備分野などで島嶼(とうしょ)国への総額3200万ドル(約25億1000万円)の経済援助や技術協力の拡大を示した。違法漁船の監視活動に対する米海軍の協力と、第2次世界大戦中の不発弾処理で350万ドルの新規拠出も発表した。
  • 一方、中国は公式データを明らかにしていないが、オーストラリアのロウィー研究所によると、中国が自ら承認する島嶼8ヵ国への支援額は2009年には2億ドル超に達しており、4年前の2005年の6倍以上になる。日米などは、中国の水面下での影響力の拡大を警戒しており、クリントン長官は「中国の行動が公平で透明であることを望む」と語った。
 

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