夜の被災地、よみがえるチャップリン [東京新聞]
- 東日本大震災の被災地で、活動弁士の語りを交えた無声映画の鑑賞会が開催されている。一般社団法人・コミュニティシネマセンターが、地元団体と協力するなどして昨年秋から続けている。
- 宮城県岩沼市で、チャップリンの無声映画の上映会に協力したシネマセンターは、昨年6月から被災地支援の映画上映会を200回以上開催している。無声映画の上映会もその一環で、宮城県塩釜市、同県多賀城市、岩手県宮古市、宮城県石巻市に続く5ヵ所目となる。
- 被災地では、過疎化や地元経済の低迷に震災が重なり、次々に映画館が姿を消す地域もある。シネマセンターの岩崎ゆう子事務局長は「(無声映画などの上映が)映画が再び根づくきっかけにもなってほしい」と語る。今後も支援の上映会を続ける考えだ。
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