セコム、東電事業を買収 [日経新聞]
- セコムは、東京電力からデータセンター事業を買収する方針を固めた。買収対象は、東電の子会社「アット東京」。500億円前後で株式の過半を取得するとみられる。東電は、売却後も約3割の株式を継続保有する方向で協議している。
- アット東京は国内最大級の施設を擁しており、セコムは同買収で規模を約10倍に広げる。センターの運営において、国内大手の富士通、KDDIなどと並ぶ可能性がある。データセンター事業は、東日本大震災以後、事業継続計画(BCP)の一環でデータのバックアップ目的の需要が急増している。
- 東電は、原子力賠償支援機構と共同で策定した総合特別事業計画に、2011年度から3年間で総額7074億円の資産売却を盛り込んでいる。今回の大型資産の売却は、合理化目標達成のための一環。
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