シャープ、インテル提携交渉 [毎日新聞]
- シャープが、米インテルと資本提携に向け交渉を進めていることが分かった。インテルがシャープに300億円超を出資する方向で協議している。早ければ、10月にも合意したい考えだ。
- インテルはパソコン向けMPU市場をほぼ独占しているが、スマートフォンやタブレット端末向け半導体では、韓国サムスンや米クアルコムの後塵を拝している。一方シャープは、最新鋭の中小型液晶パネルやスマートフォンなどの分野で高い技術を持つため、インテルは自社製半導体を使ったスマートフォンなどの協業相手として有望視している。
- 経営再建中のシャープは、台湾の鴻海精密工業との資本・業務提携交渉が難航しており、新たな出資先を模索している。ただ、鴻海との交渉も継続する方針で、インテルとの提携実現には不確実性も残る。
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