バス自動ブレーキ義務化 [讀賣新聞]
- 国土交通省は、大型バスに「自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」の装着を義務化する見通しだ。有識者検討会の了承を得た後、年内にも正式に決定する。大型トラックは既に義務化が決まっている。
- 「自動ブレーキ」は、レーダーなどを使って前方を走る車などの障害物との距離を測定し、衝突する危険がある場合は自動的にブレーキをかける装置。大型トラックの場合、自動ブレーキで衝突速度が20キロ下がれば、追突される側の死亡者数を90%削減できるとの試算もある。
- 大型バスは、高速走行中に自動ブレーキで急制動がかかると、乗客が怪我をする恐れがあるため、国土交通省では義務化を見送っていた。今年7月、乗客が急制動時に前方の椅子に衝突しても怪我をしない構造が義務付けらたことで、自動ブレーキの義務化に踏み切った。新車のバスを対象に、数年以内にも規制が始まる。
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