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線量計隠し現場へ [東京新聞]

  • 厚生労働省は30日、東京電力福島第1原発で起きた、線量計を鉛カバーで覆って被曝線量をごまかした問題についての調査結果を公表した。見つかったのは、線量データの誤記など19件の不適切なケースだけで、意図的なごまかしはなかったとの内容。だが、東京新聞の取材で、元作業員の男性は、線量計を持たずに現場に行っていたことを新たに証言した。
  • 証言したのは、福島県いわき市の20代の男性。「5年間で100ミリシーベルト」(年平均20ミリシーベルト)という作業員の被曝線量限度をあっという間に使い果たし、働けなるため、男性は線量計を隠したまま作業を続けることを思いついた。線量計を隠したままの作業は、5ヵ月間で約20回に上った。同じことをした同僚もいた。
  • 線量計隠しをしても、男性の被曝線量は、5ヵ月で40ミリシーベルトを超え、解雇された。鉛カバーを自作した別の作業員は、「仕事を失わないため必死だった。分からないよう慎重にやった。厚労省のような聞き取り調査では、実態はなかなかわからない」と話す。厚労省の担当者も、「悪質な事例を申し出れば、法令違反に問われる可能性もある。行政の調査で掘り起こすのは正直難しい」と認める。
 

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