首相、年内解散を決意 [日経新聞]
- 野田首相が解散の3条件として掲げる課題の1つである赤字国債発のための特例公債法案を巡り、民主・自民・公明の3党は、修正で大筋合意した。解散への環境整備が前進している。
- 首相が掲げる「衆院解散の3条件」の進捗は、以下の通り。①「赤字国債法案の成立」⇒民自公3党が法案修正で大筋合意、②「社会保障制度改革国民会議の設置」⇒有識者人選と設置に道筋、③「衆院選挙制度改革法案の成立」⇒首相が比例代表定数削減の先送りを容認する発言―。
- 首相が衆院選の争点として検討しているTPP交渉参加は、前向きな党内閣僚と、輿石幹事長ら慎重な党内意見が対立状態にあり、離党を示唆する議員もいる。首相は、TPPの交渉参加に向けた米国との事前協議の進捗や、衆院選マニフェストなどの選挙準備の進捗も見極め、解散時期を最終判断する。
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