1ヵ月前に役割『取引』 ~流動維新(1) [毎日新聞]
- 「橋下氏は国政に出馬せず、石原氏が代表に就く」。土壇場で決着したかのように見える役割分担は、実際には約1ヵ月前の極秘会談で決まっていた。
- 橋下氏は苦境にあった。維新は国政政党化後、支持率が低下。地元の近畿以外で、橋下氏の「一枚看板」に限界が見え始めていた。しかし反転攻勢のために国政に出馬すれば、「市長を投げ出した」と地元の支持が揺らぐ危険があった。
- 維新単独では、数人の議員を当選させるにとどまり、その次の選挙も見通せない。石原氏の合流で、石原氏が「ワンポイント先発」として出馬し、維新が一定の勢力を確保した上で、橋下氏がそれを基盤に「次」を狙う新たな戦力が固まった。
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