民主、通信簿平均2.2 [毎日新聞]
- 毎日新聞は、政策の評価・検証を行う非営利団体・言論NPOと合同で、民主党の2009年の衆院選マニフェスト(政権公約)の実現度を検証した。55項目の政策目標について、5段階評価をした。結果は、平均2.2点だった。
- 民主党マニフェストの分野別の実績検証は、以下の通り(高い順)。▽子育て・教育=3.2点、▽雇用・経済=2.5点、▽地域主権=2.3点、▽ムダづかい=2.2点、▽消費者・人権=1.8点、▽年金・医療=1.7点、▽外交=1.6点―。「子育て・教育」の評価が高かったのは、予算をつければ形式的に実現する政策が多いためとみられる。
- 55項目の政策目標で、修正も含めて形式的に実現したことを示す「3」以上は18項目(33%)だった。マニフェスト政策は、約3割が「実現」したといえる。しかし、政策効果を含めて実現した「4」以上は、4項目(7%)にとどまった。民主党政権の検証を受け、今度は各党による今回の衆院選向けマニフェストの内容が問われる。
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