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身を切る改革、遠く [東京新聞]

  • 最高裁が衆院の「1票の格差」を「違憲状態」と判断したのは、昨年3月。それから1年9ヵ月の間、与野党は駆け引きを繰り返すだけで結論を出せず、具体的な手立てを講じることなく衆院選に入った。消費増税で国民に負担を強いる前に行うべき身を切る改革は、すっかりかすんでいる。
  • 「1票の格差」は、最も軽い千葉4区の有権者数が49万7601人に対して、最も重い高知3区が20万4930人で、2.43倍になる。前回の2009年時点の2.30倍よりも拡大。「違憲状態」は悪化している。
  • 消費増税の前に国会が身を切る改革をすべきことは、与野党の多くが共有している。だがこの問題は、衆院選の主要争点にはなっていない。新しく選ばれる議員で構成する来年の通常国会で、中身のある改革を実現するためにも、各党幹部たちが具体案をぶつけあっておく必要がある。

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