被曝隠し、偽装請負認定 [朝日新聞]
- 厚生労働省は、東京電力福島第1原発事故の収束工事の下請け8社について、違法な「偽装請負」の状態で作業員を働かせていたとして、是正指導する方針を固めた。8社は、鉛カバーを使った「被曝隠し」を行っていた。
- 厚労省は今年2月、原発工事で偽装請負が広がっている恐れがあることから、改善を促していたが、東電は「違反事例はない」として本格調査をしてこなかった。同省は今回、東電と東京エネシス(グループ会社)に改善を要請した。
- 東電が否定してきた不正な多重請負構造が存在し、作業員の安全を脅かしていたと監査当局が認めたことになる。東電は、改善要請について「立ち入り調査をして確認する」としている。
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