風に乗ったベガスガール ~カオスの深淵 [朝日新聞]
① 【連続企画】 「風に乗ったベガスガール ~カオスの深淵」
- カナダの中道左派の新民主党から立候補したリュテレン・ブロソーさん(28)は、11歳の息子を持つシングル・マザー。選挙前はパブの店長をしていた。選挙区のケベック州には住んだことがない。選挙期間中はラスベガスに旅行に行き、当選後「ベガスガール」と報じられた。
- シャルメーヌ・ボルグさん(22)も新民主党から当選したが、当時マギル大の学生で、党青年部で活動していた。自分の選挙運動は一切しなかったが、他の学生4人と共に当選し、「マギルフォー」と呼ばれる。
- ケベック州は、仏語系住民が8割近くを占め、独立志向が強い。その基盤となるケベック連合が成果を出せないため、逆風にさらされた。カナダ下院は小選挙区制で、議席数は47から4に激減。一方、風に乗った新民主党は、当て馬に過ぎなかった「ベガスガール」や「マギルフォー」が当選。ケベックで一挙に59議席とした。だが、反対の意思表明のために当て馬を当選させるのでいいのか。民主主義を機能させる秘訣みたいなものは、ないのだろうか。
② 【政府広報】 「4K放送、来年7月」
総務省は、次世代の高画質テレビ技術「4K」を使った放送を、2014年7月に開始をさせる方針を決めた。世界初となるもので、衛星放送のCSで始め、BS、地上波に広げる。
③ 【独自取材】 「ロケットスタート支えた訓練ノート」
第2次安倍内閣が発足して1ヵ月。安倍首相は「ロケットスタート」に賭けた。その陰には、失意の時期に書きためたノートが存在した。新聞1面トップ 2013年1月27日【解説】奪い合いか、与え合いか
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