西山「銅」 [讀賣新聞]
- ロンドンオリンピックは1日、柔道男子90キロ級の西山将士が準々決勝で敗れたが、敗者復活戦で勝ち上がり、3位決定戦を旗判定で制し、銅メダルを獲得した。
- 日頃から「後先を考えない」と口にする西山は、大事な大会の前にもいつも通り徹底的に体をいじめ抜く。講道館は4連覇しているが、国際大会では人が変わったように勝てず、首脳陣の評価も低かった。一時は柔道をやめようと思ったが、トレーニングコーチに「お前は代表の可能性がなくなる前にやめるレベルの選手じゃない。ゼロになるまでやり切れよ」と言われ、吹っ切れた。日陰で育った雑草のような強さを持った男は、銅メダルの輝きもまぶしかった。
- 女子70キロ級の田知本遥は、準々決勝で敗れた後、敗者復活戦でも敗退した。卓球シングルスの石川佳純は、3位決定戦で0-4と完敗し、オリンピックの日本卓球界初メダルはならなかった。
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