「秘密会議、政策調整の場」 [毎日新聞]
- 内閣府原子力委員長が原発推進側だけで「勉強会」と称する「秘密会議」を開いていた問題で、内閣府の検証チームが調査結果をまとめ、3日に細野原発事故担当相に提出する。
- 調査内容は、「(表の)小委員会の議論に影響を与えた」と指摘。電気事業者側が秘密会議で核燃料サイクル維持に有利な政策になるように求めていたことも認定し、「(国と事業者との)政策調整の場だった」と結論づける。
- 検証チームは、秘密会議参加者約80人のうち約40人のヒアリングをした。また秘密会議の司会役の内閣府原子力政策担当職員(当時)が消去したメールなども復元し検証した。結果、原子力委は議論への影響を否定してきたが、それを覆す内容が明らかになった。
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