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ボクシング村田「金」 [讀賣新聞]

 
  • ロンドンオリンピックの11日の競技では、ボクシング男子ミドル級の村田諒太が金メダルに輝いた。東京大会バンタム級の桜井孝雄以来、48年ぶり2人目の快挙を成し遂げた。
  • 試合終了の瞬間、村田は金メダルを確信、両手を突き上げた。村田の持論は「アマがプロより下とは思っていない」。試合後、あらためてプロ転向を否定した。プロでも戦える実力を持ちながら、アマチュアにこだわる。村田の目指すものは、お金や生活の安定ではないのだ。「妻がいて、息子がいて、ボクシングができる。僕は恵まれている。そう思うと笑顔が出てくる」。家族や周囲の人々、そして何よりボクシングを愛し続けた26歳に、金メダルが輝いた。
  • 12日の競技では、レスリング男子フリースタイル66キロ級の米満達弘が金メダルを獲得した。日本男子の優勝はソウル大会以来で、24年ぶりとなる。日本のメダルは38個となり、アテネの37個を上回った。 
 
 

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