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開発担う中朝労働者~極東の風-1 [毎日新聞]

  • 9月に、ロシアで初めてのアジア太平洋経済協力会議(APEC)が、極東の港町ウラジオストクで開催される。プーチン大統領は、これおを起爆剤にアジアの活力ある「風」を呼び込もうと狙う。
  • APECを控えたウラジオストクでは、道路の建設や建物外壁の改修工事などが進む。その担い手は北朝鮮、中国、ウズベキスタンなどからの出稼ぎ労働者だ。APEC会場の施設も外国人労働者によって建設された。請け負ったゼネコンによると、延べ約1万5000人の労働者の5分の4がウズベク、トルコ、北朝鮮、中国などの労働者だ。建設労働は「経験があって安い賃金でも長時間働く」外国人に依存し、「通常なら7年かかる工事を3年で仕上げた」という。
  • 労働力だけではない。プーチン大統領が国家の威信をかけ、6800億ルーブル(約2兆400億円)の国費を投じたAPECのインフラ整備は、中国のセメント製造設備、米国の淡水化装置、日本の熱電供給システムなど、「外国頼み」だった。ロシア政府は、これを機に外国投資を呼び込み、石油化学工場や液化天然ガス工場などの大型プロジェクトを実現させたい考えだ。しかし地元には経済基盤もビジネス環境も整っておらず、APEC後の展望に悲観的な見方も強い。
 

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