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避難所の疲労、福島433人 [毎日新聞]

  • 復興庁は21日、「震災関連死」に関する最終報告書を発表した。調査対象になった岩手、宮城、福島3県18市町村の死者は1263人で、約9割が70歳以上の高齢者。世代別では80代が549人で最も多かった。全体の約半数が震災から1ヵ月以内、約8割が3ヵ月後までに死亡していた。
  • 死亡診断書などで調べたところ、死亡原因(複数回答)については「避難所生活の肉体・精神的疲労」が638人と半数を超えた。「冷たい床に薄い毛布1枚を敷いていた」「寒さで布団にいることが増え、体が動かず食事や水分も取れなくなった」「狭い避難所に詰め込まれて疲労困憊した」―など心身に強いストレスを受けた事例が続く。
  • 同上638人のうち福島県内が438人と7割近くを占め、東京電力福島第1原発事故が広範囲・長時間にわたり多数の住民を苦しめている実態が明らかになった。事故直後、政府や東京電力からの情報が伝わらず、放射能汚染の恐怖と大混乱の中で、高齢者は無理な避難を余儀なくされて命を落とした。
 

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