SSブログ
 

2010年参院選『違憲状態』 [毎日新聞]

  • 最高裁大法廷は17日、「1票の格差」が最大5.00倍だった2010年7月の参院選挙区選は、「違憲状態」とする判決を言い渡した。全国の有権者が選挙無効を求めた17件の訴訟の上告審判決。「都道府県単位の区割りを改める必要がある」と、具体的な制度見直しに初めて言及した。
  • 15裁判官の意見は、以下の通り(氏名、出身)。▽「違憲状態」11人=竹崎博充(裁判官)・桜井龍子(行政官)・竹内行夫(行政官)・金築誠志(裁判官)・千葉勝美(裁判官)・横田尤孝(検察官)・白木勇(裁判官)・岡部喜代子(学者)・大谷剛彦(裁判官)・寺田逸郎(裁判官)・山浦善樹(弁護士)・小貫芳信(検察官)、▽「違憲」3人=田原睦夫(弁護士)・須藤雅彦(弁護士)・大崎正春(弁護士)―。
  • 最高裁大法廷は昨年、2009年の衆院選についても「違憲状態」と判断している。今回、大法廷は参院の役割について、「衆院とほぼ等しい権限を与えており、急速に変化する社会情勢の中で、長い任期を背景に役割は大きくなっている」と言及し、参院の投票価値が衆院より後退して良い理由はないとする。衆参両院が選挙制度の抜本見直しを迫られる異例の事態となった。
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

参院も違憲状態物価上昇0%台後半 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。