東大、9月始業検討 [讀賣新聞]
- 東京大学は、現行の春入学を維持したまま、正規の授業を秋から始める学期スケジュールを検討している。学内にある秋入学移行への反対論に配慮した。秋までの半年近くは、新入生向けの導入教育を行う。卒業は、従来通りの3月となる。
- 東大の浜田学長は、海外の大学で一般的な秋入学を導入することで、留学生の受け入れ・送り出しを活発化させる「秋入学構想」を推進している。春の合格発表から秋入学までの約半年間を「ギャップターム(空白期間)」と呼び、短期留学や就業体験などに充ててもらう。
- 春に合格した学生の「学習権を侵害する」などの批判が学内から噴出したこと、医師国家試験や法科大学院入試時期との整合性の問題があることなどから、春入学を維持した新たな案が策定された。東大幹部の1人は、「実質的な秋入学と言える内容だ。将来的に秋入学全面移行を目指す方針は変わらない」と話す。
2012-10-24 16:02
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