脱原発、結集加速 [東京新聞]
- 嘉田由紀子・滋賀県知事は26日、「脱原発」を旗印にした「新党」を検討していることを明らかにした。まず嘉田氏が中心になり、文化人らで脱原発を訴える組織を立ち上げる。音楽家の坂本龍一氏や歌手の加藤登紀子氏らにも協力を要請している。
- この組織に、「国民の生活が第一」と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」が合流を検討している。「みどりの党」も連携する方向で調整している。合流できない場合は、それぞれに党を残しながら、比例代表で統一名簿を作る案も浮上している。
- 共倒れを避けるために、脱原発を訴える政党の連携の必要性が言われながら、なかなか進展しなかった最大の理由は、脱原発の象徴となる「顔」がなかったこと。環境社会学者で大飯原発の再稼働に反対してきた嘉田氏は、「顔」になり得ると、脱原発政党は熱い視線を送る。
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