世界の5割経済圏 ~アジア跳ぶ① [日経新聞]
- アジアの経済成長が新しいステージに入った。成長の波は、中国、韓国から、東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドに広がっている。
- アジアの消費総額は、2020年に14兆ドルとなり、米国を上回る。中間層は23億人と、2011年比で約6億人増える(英調査会社ユーロモニターのデータ)。アジアのGDPは、2013年に世界の約3割に達する。さらに2050年には、2013年の8倍に成長し、世界のGDPの5割を超える(アジア開発銀行の予測)。
- 一方の日本は、「品質さえよければ売れるという昔の成功体験を捨てきれていない」(タイの消費財最大手サハ・パタナプビン・グループ会長)。日本の時計の針は止まったままだ。ネジを巻き直し、成長の現場に飛び込もう。
新聞1面トップ 2013年1月1日【解説】ニッポンの成長
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