キャリア教育、高校必修に [讀賣新聞]
- 文部科学省は、高校の普通科で「キャリア教育」の必修化を検討開始した。キャリア教育は、社会人として職業に就く際に必要な能力や態度を育成する教育。近隣の企業での職場体験、就業体験などを行うケースが多い。
- 2011年度のの就業体験の割合は、公立高3年生で専門学科を含めて30%、普通科では17.7%に留まっている。日本の高校生は、米国、中国、韓国に比べ自主的な勉強時間が少ない(財団法人日本青年研究所の調査)。
- キャリア教育の内容を具体化することで、進学や就職の目的意識を明確にしていく狙いがある。筑波大の金子元久教授(高等教育論)は、「目標を持った生徒の方が勉強時間が多い傾向になる。将来について早く考えさせることで意欲を向上させる効果がある」と語る。
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